RX エントリー Type A
自動ホッパー投入で省人化の第一歩
ヨイショ投入くんによる自動ホッパー投入機能を搭載し、ホッパーやクラッシャーへの投入作業を自動化。掘削→旋回→投入→復帰のサイクルを自動で繰り返すことで、少人数での連続稼働を実現します。タブレットとドームカメラ1台によるシンプルな監視環境で、自動運転の状況確認や異常時の手動介入を行います。

投入作業を自動化し、現場の省人化を実現する
繰り返しの投入作業をヨイショ投入くんが自動で処理。オペレーターは監視に徹するだけで、少人数でも安定した連続稼働を維持できます。河道掘削のふるい分けから砕石クラッシャーまで、幅広い投入現場に対応します。
自動ホッパー投入(ヨイショ投入くん)
ホッパーやクラッシャーへの投入作業を自動化。掘削→旋回→投入→復帰のサイクルを自動で繰り返し、オペレーターは監視に徹することで省人化を実現します。
タブレットで自動運転を監視
ドームカメラの映像をタブレットで確認しながら、自動運転の状況を監視。異常時のみ手動介入する運用で、特別な訓練なしでも短期間で習得できます。
幅広い投入作業に対応
河道掘削のふるい分け、砕石の原石クラッシャー投入、コンガラのふるい分け、土質改良ホッパーなど、さまざまな投入作業を自動化できます。
スモールスタート
建機側に4G LTE/5G回線を用意するだけで始められるため、初期投資を抑えながら自動投入による省人化を開始できます。
LiDAR 利用の自動運転で
反復作業を省人化
後付け自動運転システムにより、ホッパー投入・ダンプ積込といった反復作業を省人化。掘削エリアは LiDAR で探索するため土砂山を逃しません。人員不足の解消と、安全な現場運用を同時に実現します。
※ 当社検証現場(0.7㎥クラス/投入条件)における参考値です。機種・現場条件・運用設定により変動します。

自動化
ヨイショ投入くん(自動ホッパー投入)
ホッパーやクラッシャーへの土砂投入を自動化する機能です。掘削位置とホッパーの座標を事前に設定し、掘削→旋回→投入→復帰のサイクルを自動で繰り返します。オペレーターは自動運転を監視しながら、異常時のみ手動介入する「監視者」としての役割に移行。河道掘削のふるい分け、砕石の原石クラッシャー投入、コンガラのふるい分け、土質改良ホッパーなど幅広い現場で活用できます。
- 掘削→旋回→投入→復帰の自動サイクル
- 河道掘削ふるい分け対応
- 砕石原石クラッシャー投入対応
- 土質改良自走式ホッパー対応

映像系
ドームカメラ 1台でシンプルに
キャビン前面に設置するドームカメラ1台で、オペレーターの視界を確保します。720p/30fpsの映像をタブレットにリアルタイム表示し、遅延0.6秒でバケットの位置や周囲の状況を把握できます。
- キャビン前面ドームカメラ(720p/30fps)
- 映像遅延 約0.6秒
- タブレットでリアルタイム映像確認
※ 映像遅延・解像度等は当社検証環境(推奨回線・低負荷条件)における参考値です。回線種別・通信環境・現場負荷により変動します。

操作系
タブレットのみのシンプル操作
タブレットで映像を確認しながら建機を操作するシンプルな構成です。操作コマンドの遅延は約0.06秒と極めて低く、体感上のタイムラグはほぼありません。自動ホッパー投入との組み合わせにより、少人数での効率的な運用が可能です。
- タブレットで操作・映像モニタリング
- 操作遅延 約0.06秒
- 自動ホッパー投入との連携
※ 操作遅延は当社検証環境(推奨回線・低負荷条件)における参考値です。回線種別・通信環境・端末性能により変動します。

接続
クラウド接続(最大約1,000km)
建機側の4G LTE/5G回線を利用したクラウド接続により、最大約1,000km離れた場所からの遠隔操作が可能です。現場近くにプレハブを設置する必要がなく、安全な事務所やオフィスからの遠隔施工が実現します。通信断時も安全に建機を停止させるフェイルセーフ機能を搭載しています。エントリーAはクラウド接続に特化したスモールスタート向けモデルのため、オンプレ(閉域ネットワーク)接続は非対応です。閉域運用が必要な現場ではPROをご検討ください。
- クラウド接続対応
- 建機側 4G LTE / 5G 必須
- 最大約1,000kmの遠隔操作
- 通信断時フェイルセーフ搭載
- オンプレ接続(閉域ネットワーク)非対応
システム仕様・主要部品
- 産業用PC: 自動運転制御用ソフトウェア演算処理装置
- LiDAR: 周辺環境の3D認識センサ
- IMU: 姿勢や加速度を計測するセンサ
- エンコーダ: 旋回関節の角度検出センサ

SAFETY SYSTEM
二重の安全停止機構
遠隔施工・自動施工では、通信途絶や予期せぬ事態に即座に対応できる安全機構が不可欠です。RXシリーズは、独立した2系統の停止機構により、あらゆる状況下で建機を確実に停止させます。
429/920MHz 非常停止装置
Wi-Fi・LTE とは独立した専用無線帯域
現場監督者が携帯する非常停止子機から、429/920MHz帯の専用無線(特定小電力無線)で停止信号を送信。子機は建機を目視できる有視界範囲内に配置する運用が前提です。Wi-FiやLTEなどの通信回線とは完全に独立しているため、ネットワーク障害時でも確実に非常停止が作動します。
0.15秒※
停止までの応答時間
双方向
通信方式
- ネットワーク非依存 — 通信障害時も作動
- 子機から油圧ロックの操作が可能
- 子機の範囲外で自動停止(逸脱防止)
- 特定小電力無線のため建機の有視界範囲内に設置・携帯が必須
ネットワーク異常検知による自動停止
デバイス間の通信状況を常時監視
操作端末と建機間の通信状態をリアルタイムに監視し、遅延の増大やパケットロスなどの異常を検知すると、自動的に建機を安全停止させます。操作者が気づく前にシステムが即座に対応します。
2秒※
異常検知から停止判断
常時
監視モード
- 停止判断の閾値はカスタム変更可能
- 認証付MQTT + 秘匿化でセキュア通信
- メッシュWi-Fi + 光回線/Starlink/5G 対応
現場での状態表示
建機には回転灯(赤・黄・緑)を搭載し、自動運転中・待機中・異常停止中の状態を周囲の作業員に視覚的に伝達。現場の音声連絡にはIPトランシーバーを使用し、監督者と自動運転管理者が常時コミュニケーションを取れる体制を確保しています。
※ 応答時間・異常検知時間は当社検証環境における参考値であり、通信回線・現場負荷・運用設定により変動します。RX シリーズの運用にあたっては、現場の作業区分・監視体制・緊急停止手段の整備等、お客様自身による安全確保を前提としております。詳細は 安全への取り組み ページをご参照ください。
推奨現場
このパッケージが活躍するフィールド
※ 掲載の現場はRX シリーズ活用の代表例です。実際の導入にあたっては、現場条件・作業内容・安全管理体制等についてお客様と協議のうえ決定するものとし、お客様自身による現場の安全確保を前提として提供いたします。

残土置き場
自社ヤード内の残土置き場で、目視確認しながら遠隔操作を行う運用形態。自動ホッパー投入と組み合わせて効率的な作業を実現します。

河道掘削 ふるい分け
河川の堆積土砂を掘削し、ふるい分け装置で粒度選別する作業。自動ホッパー投入と組み合わせることで、少人数での連続稼働を実現します。

砕石 原石クラッシャー
砕石プラントでの原石クラッシャーへの投入作業。自動投入により、重労働かつ危険な作業を省人化し、安定した連続稼働を実現します。

コンガラ ふるい分け
コンクリートガラのふるい分け作業。粉塵が飛散する環境下でもオペレーターを安全な場所に配置し、自動投入により安定した処理を実現します。

土質改良 自走式 ホッパー
土質改良プラントの自走式ホッパーへの投入作業。自動サイクルにより、安定した投入量を維持しながら少人数での連続稼働を実現します。
パッケージ別 機能一覧
RX エントリー Type A と他パッケージの違いをご確認いただけます
| 項目 | RX エントリー Type R | RX エントリー Type A | RX スタンダード | RX プロフェッショナル |
|---|---|---|---|---|
| 遠隔操作 推奨現場 | ||||
| 残土置き場 | ||||
| 災害復旧工事 | - | |||
| 砂防堰堤工事 | - | |||
| トンネル工事 | - | - | - | |
| ダム工事 | - | - | - | |
| 操作系 (遅延 約 0.06 sec) | ||||
| タブレット | ||||
| ゲームコントローラ | - | |||
| ジョイスティック | - | |||
| ステーション | - | - | - | |
| 映像系 | ||||
| キャビン内 GMSL カメラ (720p/30fps, 0.3s) | - | |||
| キャビン前面 ドームカメラ (720p/30fps, 0.6s) | ||||
| 俯瞰用 PTZ クラウドカメラ (1080p/30fps, 0.6s) | - | |||
| 利用条件 | ||||
| 建機側 4G LTE / 5G 必須 | - | |||
| 建機と中継局の間に障害物が無い (約20m) | - | - | - | |
| 基地局となるプレハブを設置する | - | - | - | |
| 基地局に光回線 or 衛星回線の用意 | - | - | - | |
| ICT 対応 | ||||
| 2D/3D MG | - | - | ※1 | ※1 |
| 2D/3D MC | - | - | - | ※1 |
| 自動系安全 | ||||
| バーチャルウォール | - | ※1 | ※1 | ※1 |
| レバーパターン自動認識 | - | ※1 | ※1 | ※1 |
| LiDAR 障害物リアルタイム認識 | - | - | ※1 | ※1 |
| 接続・距離 | ||||
| クラウド接続 (最大約1,000km) | ||||
| オンプレ接続 (閉域ネットワーク) | - | - | - | |
| 自動投入 推奨現場 | ||||
| 河道掘削 ふるい分け | - | |||
| 砕石 原石クラッシャー | - | |||
| コンガラ ふるい分け | - | |||
| 土質改良 自走式 ホッパー | - | |||
| 自動積込 対象物 | ||||
| 場内走行 キャリアダンプ | - | - | ※1 | ※1 |
| 場内走行 ダンプトラック | - | - | ※1 | ※1 |
| 公道走行 ダンプトラック | - | - | ※1 | ※1 |
| 自動掘削 BIM/CIM 連携 | ||||
| 標準バケット | - | - | - | ※2 |
| チルトローテーター | - | - | - | ※2 |
| OPERA 連携 | ||||
| UDP / CAN API 提供 | - | - | - | ※2 |
※1 2026年 対応予定
※2 2027年 対応予定
※ 本一覧は開発状況および製品仕様の見直しに伴い、予告なく変更する場合があります。
システム導入の流れ
現場状況・既存建機・通信環境・運用体制をヒアリング。導入機器の仕様と取付範囲、運用開始までのスケジュールを擦り合わせ、必要に応じて検証機での試運転デモも実施します。なお、試運転デモは条件により別途有償となる場合があります。
ARAV 組付け工場、または現場にて遠隔操作/自動化システムを取り付け。油圧系には一切手を加えない後付け方式のため原状復帰も自在。社内検査でセンサー・通信・安全機構の作動を確認します。
取付完了後、装置(遠隔操作装置/自動化装置)の売買契約と、遠隔操作・自動運転専用アプリの利用契約(月次または年次)を締結。価格・支払条件・保守範囲は事前協議内容に沿って整備します。
装着済み建機を納品し運用開始。初年度は定期メンテサポート込で、操作員のトレーニングも実施。2 年目以降のメンテ契約は運用実績を踏まえて再協議します。なお、運用条件・現場体制等の協議の結果、お受けできない場合もございます。